アニマルトレーナーの悩みとして...「動物の問題行動の解決に取り組む時、目隠しをして空を飛ぶのと同じくらい難しい」があります。目標までの進歩が遅く、このままでは解決策（効果的なトレーニング）が見つからず、何もできない。でも、問題行動は継続して起こっている。何をしたらいいのか分からないと途方に暮れてしまいます...

 

何をしたらより良い解決策、つまり、目標に沿ったトレーニングを見つけることができるのでしょうか？

 

「動物の行動の情報（データ）」を取ることで、これまで見えてこなかった解決策ぶ重要な手がかりに気づけます！

 

「データ」と聞くと、数字でなかなか難しいと感じられるかもしれません。しかし、私たちは、普段から様々なデータを見たり、取ったり、使ったりしています。例えば、体重やカロリー消費量・摂取量という健康に関するもの、テストの点数や成績という教育に関するもの、銀行残高や給料というお金に関するもの、心拍数や血中酸素濃度という医療に関するもの。こういったデータを継続的に取り観察していくことで、現在どういう状況なのか（良いのか？悪いのか？）、目標までの道のりや進捗状況を把握することができます。データは日頃から重要な判断や意思決定の材料になっています。

 

動物と暮らし関わっている時、「動物の行動」は私たちにとって重要なものです。ですので、私たちが取るデータの中に動物とのトレーニングを取り入れていきませんか？動物の行動のデータを元に、目標に向かってトレーニングで何をしたらいいのかという判断や意思決定をすることができます！

 

動物の行動をデータとして取るには、どこから始め、何をどうしたらいいのでしょうか？

このクラスで基礎から教えます！

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グループクラスの概要

 

このクラスでは、行動のデータの取り方と行動変化を一目見て分かるグラフの作り方・解釈の仕方の基礎知識とスキルを学びます！

 

データが教えてくれることは、①目標に向かって進んでいるのか、②次に何をしたらいいのか、③行動に影響を与えているのか、行動を維持しているものや出来事は何か、④これまで以上に効果的なトレーニングプログラムを作るための情報です。

 

こういった情報を元に、これまで難しいと感じていたことも、スッキリして具体的に何をしたらいいのかが分かります。データやグラフをトレーニングに活用することで、トレーニングで築いている行動、実施しているトレーニングプログラムが望ましい行動にどのように影響しているのか、目標に向けた進捗状況を客観的に確認できます。つまり、データとグラフは、私たちトレーナーやコンサルの味方です！

 

データを取り、グラフ作る際に必要なのは以下の10ステップです。クラスでは、各ステップで必要な基礎知識とスキルを講義と実践練習で学んでいきます。

1. 興味がある行動を選ぶ

2. 行動を定義する 

3. 行動の測定方法を選ぶ

4. 行動データの取り方を決める

5. データシートを作成する

6. 行動のデータを取る

7. 必要に応じて行動定義を修正する

8. データをエクセルに入力し、グラフを作る

9. グラフを分析・解釈する （必要ならば修正）

10. トレーニングの判断・意思決定をする

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参加型実践クラスです。講義で知識を学び、実践練習と毎週の課題でスキルを身につけ、受講者の皆様と話し合いながら理解を深めていきます。講義を聞いているだけでは学んだことを応用することは難しいので、講義中に様々な練習問題を盛り込み、毎週課題もあります！話し合いながら進めていきますので、疑問点は何でも質問できます。

 

動物の行動のデータの取り方と行動変化を一目見て分かるグラフの作り方・解釈の仕方を身につければ、トレーニングやコンサルに応用することができます。CAAWTメンバーの皆様には、クラス終了後も、クラスで学んだ知識とスキルをいろんなケースに応用していくことを継続的にサポートします！