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保護犬と家族を繋ぐ革新の道
ショーン博士の研究成果を探る

動物保護施設やレスキュー団体で、たくさんの保護犬たちが新しい家族との出会いを待っています。そして、そんな保護犬を家族に迎えたいと思っている人もたくさんいます。

 

でも、現実は厳しいんです。

 

保護犬の中には、問題行動が原因でなかなか新しい家族に迎えられない子たちがいます。長い間施設にいる子もいれば、再び施設に戻されてしまう子、最悪の場合は、安楽死で命を落としてしまう子もいるのが現実なんです...

 

新しい家族に迎えられる大きな決め手のひとつは、保護犬が初めて会う人に対して「いい子だなぁ!望ましいなぁ!」と思われるような行動をすることなんです。

 

じゃあ、どうすれば保護犬が初めて会う人に対して望ましい行動ができるようになるんでしょうか?

 

その鍵を握っているのが、動物保護施設で働くボランティアさんたちです。ボランティアさんは、保護犬たちの日々のケアをしたり、譲渡につながる行動を教えたりと、本当に大切な役割を担っています。でも、施設にはボランティアさんをしっかりトレーニングするための資金が足りないことが多いのです。

保護犬たちが新しい家族に迎えられ、迎えられてからも家族とずっと幸せな暮らしを送るために必要な望ましい行動を学ぶために、常日頃からボランティアは何ができるでしょうか?

 

そこで登場するのが、CAAWTのリーダーであるショーン博士!彼は、コスパが良くて効果的なボランティアトレーニングプログラムを開発し、その方法を博士研究としてまとめました。ショーン博士は、コンストラクショナル・アフェクション*というトレーニング方法を使って、保護犬が人に対して望ましい行動ができるようになる方法を開発しました。この方法では、撫でるという人との関わりを使って、犬と人の間に望ましい行動や関係を築いていきます。そして、このトレーニング方法が保護犬の譲渡率を上げることが過去の研究で証明されているんです!

*コンストラクショナル・アフェクションとは?

「撫でる」という人との関わりを使って、犬と人の間に望ましい行動や関係を築いくトレーニング方法。このトレーニング方法を通して保護犬たちが学ぶ行動は、保護犬の譲渡率を上げることが過去の研究で証明されているんです!

 

ショーン博士は、ボランティアさんたちにコンストラクショナル・アフェクションを教えるために、短くて分かりやすい指導動画(動画を見ることでこのトレーニング方法の手順ややり方を学べる)を作りました。その結果、ボランティアさんたちにコンストラクショナル・アフェクションを保護犬とするやり方を効果的に教えることができ、保護犬たちの望ましい行動が増えたことで、譲渡につながる可能性が高まったのです!

 

この研究は、保護犬譲渡のためのトレーニングの資金不足に悩む動物保護施設やレスキュー団体にとって、どんなトレーニングが必要なのか、そして譲渡率を上げるために目指すべき行動が何なのかを教えてくれる貴重な情報となっています。​

ウェビナー概要 

 

そんなショーン博士の研究について詳しく知りたい方に向けて、ウェビナーを開催します!このウェビナーでは、ショーン博士がどんな思いで研究を始めたのか、研究の内容や結果について、動画やグラフを使って分かりやすくお話しします。博士号を取得したショーン博士が、自ら研究成果を発表する初めての場でもあるので、直接話を聞ける貴重なチャンスです!

 

アメリカでの研究ですが、日本で保護犬活動をされている方にもきっと役立つ内容です。日頃から保護犬活動を頑張っている皆さん、大歓迎です!ショーン博士の画期的な研究成果をぜひご覧ください。

このウェビナーを通して、保護犬たちが新しい家族と幸せな暮らしを送るために、皆さんと一緒に考えたり話し合ったりできる場にしたいと思っています。保護犬活動に関心がある方、ぜひお気軽にご参加ください!お待ちしています!

ウェビナーで学べること

  • ショーン博士の研究テーマと重要性を学べる

  • どのように研究を実施したのか知れる

  • ボランティアトレーニングで使ったコンストラクショナル・アフェクションの手順を教える指導動画を実際に見られる

  • 研究を通してボランティアの行動がどのように変わったのかが分かるグラフを見られる

  • ボランティアの行動が変わったことで保護犬の行動がどのように変わったのかが分かるグラフを見られる

  • 研究から学んだことや保護犬譲渡目標のためのボランティアトレーニングの今後の方向性について知れる

インスタライブのアーカイブをご覧ください!

9月6日に開催したインスタグラムのライブ配信では、ウェビナーでは話しきれない内容を一足先にお届け!ショーン博士の保護犬譲渡に関する研究やCAAWTを立ち上げるきっかけになった感動ストーリーを話しました。このライブ配信後、アーカイブをご覧いただいたフォロワーの皆さんからの熱い思いやCAAWTのスローガン"No More Bruces"の声をいただき、一層ウェビナー当日が楽しみです!

​アーカイブ動画はコチラから

◼️ 講師

ショーン・​ウィル
Ph.D.

今年5月にフロリダ工科大学で行動分析学の博士号を取得。北テキサス大学で行動分析学の学士号と修士号を取得。コンストラクショナル・アフェクションの開発者でもあります!

​行動分析学という行動の科学を動物たちとのトレーニングや暮らしに応用し、CAAWTを通して様々な教育コンテンツを作成し、科学に基づいた考えやトレーニングを広めている

No More Bruces!(保護犬ブルースのような犬たちが望ましくない行動が原因で命お落とさないように)を目指して、CAAWTの活動をしている

◼️ 通訳

西牟田真麻
M.S., BCBA

ショーン博士は英語で講義しますが、その都度西牟田が日本語訳してウェビナーを進めていきます!

英語が分からない方も安心して受講していただけます。

お申し込み

こちらのウェビナーのお申し込みは終了いたしました。

今後開催するCAAWTウェビナーでについては、コチラより確認していただけます。

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■ ウェビナー受講対象

このウェビナーでは、ショーン博士が取り組んだ動物保護施設のボランティアと保護犬譲渡に向けて実施したトレーニングの全貌に触れていきます。どんな考えのもとどんな研究が行われたのかについて興味がある方はどなたでも受講していただけます!行動分析学に基づいた研究やコンストラクショナル・アフェクションに馴染みがない方でもスライドや動画、グラフを見ることで理解につながるよう講義を進めたいと思っています。

動物と暮らし関わっている方で行動やトレーニングの新しい考え方に興味がある方:

保護犬と暮らすご家族から、動物保護施設のスタッフ・ボランティア、ドッグトレーナー、獣医師・看護師、グルーマー・トリマー、行動分析学やドッグトレーニングに興味ある学生まで大歓迎です!特に保護犬活動をされている方にはぜひご受講していただきたいウェビナーです。

講師のショーンは英語でお話しし、西牟田が日本語訳をしながら講義を進めていきます。博士研究を講義で聞いてことがない方も理解につながるよう分かりやすい言葉で説明します!理解できたときの喜びは大きく、面白い視点やいろんな発見につながればと思っています。分からないところがあれば、質疑応答でどんどん聞いてください!

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■ お申し込みに含まれているもの

  • ウェビナーにリアルタイム参加

  • ウェビナーの資料(ウェビナー開催日前日にメールで送ります)

  • ウェビナーの見逃し配信

■ CEU

KPA(3.5CEUポイント)、CCPDT(3.5CEUポイント)、IAABC(3.5CEUポイント)、BCBA(3CEUポイント)を取得できます。

■ ウェビナーからの利益はCAAWT保護犬活動に寄付いたします♡

Constructional Approach to Animal Welfare and Training(CAAWT)は、アメリカで認定されているNPO団体です。「保護犬の譲渡と家庭犬がずっと家族と暮らす」をミッションとして活動しています。CAAWTのミッションを達成するために、動物と暮らす人々や動物のケアをする団体が必要なトレーニングや行動支援を無償または低価格で提供することで、トレーニングや行動コンサルにかかる経済的障壁を取り除いています。このウェビナーで生じた利益は、トレーニングと行動支援に寄付させていただきます。CAAWTウェビナーで学ぶことで、動物や困っている人たちを助けることができます♡ありがとうございます!​

 

◼️ お問い合わせ

ウェビナーについてご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。

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