ノンリニア随伴性分析が意味するものと応用

複雑な行動の決定要因を理解するには、複雑な行動は複数の要素によって決定されることを理解する必要があります。つまり、対象行動のコンシークェンス(結果事象)だけでなく、実行可能な他の行動がもたらすコンシークェンス(結果事象)もまた決定要因に含まれます。そのため、行動の機能と呼ばれるものを明らかにするには、単に、状況・行動→コンシークェンス(結果事象)という一つの随伴性(リニアな随伴性)を見ていくだけではありません。この分析(ABC分析と呼ばれることもあり、Aは先行事象、Bは行動、Cがコンシークェンス/結果を表わす)は、実際には何が対象行動の頻度と形をコントロールしているのか?を明らかにするには不十分なのです。

 

この講義では、複数の(あるいはノンリニアな)要因がもたらす行動への影響を見ていきます。見落とされがちなノンリニア随伴性分析に基づく、いくつかの行動介入を説明し、リニアな機能分析に基づく行動介入との違いを見ていきます。